用語集
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サ
GSE (Government Sponsored-Enterprise)政府援助法人
米国における住宅や農業関連の政府後援企業のこと。民間法人であり、ファニーメイやフレディマックが存在する。
CDO (Collateralized Debt Obligations)
社債、企業向け貸し付け債権(バンクローンなど)、クレジット・デフォルト・スワップなどを裏付けに発行された債券。いわゆる証券化商品のひとつ。
債権商品 (Debt instrument)
1)一般的に、ある者が他者より資金を借り入れた時の法的債務、2)コマーシャル・ペーパー、銀行預金証書、短期証券、債権、など、3)ローンや債務を証明する書類。短期財務省証券、Tボンドといった債権商品は、それぞれCME、CBOTにて取引されている。
最終取引日 (Last trading day)
先物契約が取引される最終日。
裁定 (Arbitrage)
ある商品の買いに対して同時に売りを入れて価格差により利益を得ること。二つの取引は取引所間、商品間、限月間、又は現物と先物商品間で行われる。スプレッドを参照。
最小価格変動幅 (Minimum price fluctuation)
先物価格、又は先物オプションのプレミアムの一番小さな規定の変動幅。
最大価格変動幅 (Maximum price fluctuation)
ストップ高/ストップ安を参照。
再渡し (Retennder)
クリアリングハウスより受渡しの意向通知を受けた先物契約の所有者が現行市場で売りの通知を出し、よって契約下での受渡しを受ける義務を相殺出来る権利。この機会は一部の商品、ある特定期間のみ有効である。
先物契約 (Futures contract)
将来の日付で、前もって決められた品質と量の特定された商品を買う又は売る規格化され、拘束力を持つ契約。契約の規格化によりその譲渡性が増す。先物契約はCFTCに登録された取引所での立会いでのみ取引される。
先物取引員 (Futures Commission Merchant; FCM)
先物契約又は先物オプションの売買注文と受託し、そのサービスの代償に手数料を受ける個人又は組織。先物取引員はCFTC及びNFAに登録が義務付けられ、最低資本金$375,000を維持しなければならない。
先渡契約 (Forward contract)
特定商品を将来売買する二者間で合意される契約。これは先渡し契約の参加者が、クリアリング・コーポレーションを通さず、二者間の直接の契約であるという点において先物契約とは異なる。先渡し契約の条件は買い手と売り手の間で交渉される一方、先物契約の条件は取引所が定める。
指値注文 (Limit orders)
顧客が値段、取引執行の時間、または両者を制限指定できる注文。買い指値注文は現行市場価格より下の価格で指し、売り指値注文は市場価格より上の価格で入れられる。売り指値は指値価格かそれ以上で、買い指値は指値価格下それ以下でのみ執行される。
サポート (Support)
買い圧力の為に価格が横ばいとなり、その後上昇を試みようとする水平な価格レンジのこと。
シ
シャープ・レシオ(Sharp Ratio)
リスクに対してどれだけのリターンを得られるかを示す指標。逆に、超過収益を上げるためにだれだけリスクを取っているかを示す。
CFTC規制 (Regulations/ CFTC)
商品取引所法を監督する為に商品先物取引委員会(CFTC、1974年に設立された連邦の規制団体)により採択、施行されたガイド・ライン、規則、及び規制。
シカゴ・ボード・オブ・トレード (Chicago Board of Trade; CBOT)
1848年に当初82の会員により創設され、当時は現物と先渡し契約を活発に行っていた。1871年の火災により記録はなくなったが、1860年代に先物取引が始まったとみられる。今日では、CBOTは世界で最大の取引所で、穀物、金、米財務省証券先物(Tボンド、Tノート)先物/オプションで有名。
シカゴ・マーカンタイル取引所 (Chicago Mercantile Exchange; CME)
米国で二番目に大きい先物取引所。起源は1874年シカゴ農産物取引所として創設、"シカゴ・マーク(Chicago Merc)”は主にバター、卵、家禽等といった腐敗しやすい農産物商品の取引所だった。1919年に名前を変更し、以来CMEは業界の改革的存在だった。CMEでは金融先物、オプション、株式指数先物が取引される。CMEは生肉の商品、外国通貨、及びユーロダラーの先物においては最大の取引所である。取引されている外国通貨には、ドイツ・マルク、カナダ・ドル、フランス・フラン、スイス・フラン、メキシコ・ペソ、イギリス・ポンド、オーストラリア・ドル、及び日本円がある。S&P500、日経250、メジャー・マーケット指数、S&P100株価指数の先物及び先物オプションもまたCMEにて取引されている。CMEの住所は:30 S.Wacker Dr.,Chicago, IL 60606
時間価値 (Time value)
アウト・オブ・ザ・マネーのオプションのプレミアムがオプションが期限切れ前にイン・ザ・マネーになる可能性を反映し、これがオプションの時間価値を成す。イン・ザ・マネーのオプションのプレミアムにも幾らかの時間価値はあり、オプションがさらにイン・ザ・マネーになる可能性を反映する。イン・ザ・マネーのオプションの時間価値を算出するには、全体のプレミアムよりオプションがイン・ザ・マネーの額(内在価値)を差し引く。
市場価格重視型指数 (Market-value weighted index)
各株式が市場価格により重視される株価指数。株式の株価変動は、各株式それぞれの市場価値に比例して指数に影響を与える。各株式の比重は発行株数と1株当たりの市場価格を掛けることによって決まる。よって、発行株数の多い高額の株式は、発行数の少ない低価格の株式より大きなインパクトを持つ。S&P500は価値重視型指数である。
指数 (Index)
特定化された平均値。株価、商品、債権等の現在価値が変動する基となるベースを設けることにより算出される。例えば、S&P500株価指数は1941年から1943年の500種株価価値を10のベースとしている。
指導される口座 (Guided account)
計画されたストラテジーを持ち、CTA又はFCMにより指導される口座。顧客は特定の取引のポジションについてアドバイスを受けるが、顧客は注文が入れられる前に承認しなければならない。これらの口座は、通常最低投下資金を必要とし、その時に応じて投資額の一定部分のみを用いる。一任売買口座と混同しないこと。
自由市場 (Free market)
個人がそれぞれの最善の意志で活動でき、外部からの拘束力なく(政府の介入なく)、選択権が制限されたり、製品価格が規制、助成されない市場のこと。自由市場とはまた、生産手段が自由で規制されない個人により所有される政治制度を示すこともある。
柔軟性 (Elasticity)
価格、供給や需要が特定の商品に対してそれぞれ持つ効果を示す時に使われる言葉。価格動向が商品の需要に影響を与える時、その商品は柔軟な需要があると言われ、価格変動が商品の生産に変化を及ぼす時は、供給の弾力性があることになる。商品が価格変動に影響されない場合は、その商品は需給の弾力性がないことになる。
収斂 (Convergence)
先物契約の最終取引日において、先物価格と現物市場価格が同じになること。
需要 (Demand)
経済的に商品やサービスを市場価格で購入したいという意欲(そしてそうすることが出来る財政的能力)で、これが需要を形成する。多くの購入者が市場価格で商品を購入すると、これら複合された購買力が“需要”となる。この複合された需要が増減し、他の要因が変わらなければ、その商品の価格は上昇したり下落する傾向となる。
需要の法則 (Law of demand)
需要は価格との関係に直接現れる。他の全ての要因が一定であれば、需要の増加は価格上昇に結び付き、需要の減少は価格下落につながる。
順ざや市場 (Normal market)
先物契約の期先限月の値段が通常であれば期近限月のそれよりも高く、現在から将来の受渡し日までの契約を維持するコストを反映する。よって、金利以外の先物契約にとっての「順ざや市場」とは、期先限月が期近限月よりも割高にある時にあることを言う。金利先物にとっては、全く正反対となる。金利先物にとっての「順ざや市場」は期近限月が期先限月よりも割高な時に生じ、これはイールド・カーブに表れる。
純粋ヘッジ (Pure hedging)
現物商品が売却されるまで、先物又はオプションのポジションを相殺したり、再建玉しないで保持するヘッジャーにより用いられる手法。純粋ヘッジは保守的又は本当のヘッジとして知られ、価格動向に用心深いが、目標価格を達成しようとする経験の浅いトレーダーに広く用いられる。
場外取引 (Ex-pit transactions)
先物取引所の取引ピット外で行われる。これは、現物絡みの取引、受渡し処理、建玉を維持しながら取引員会社への移管をするものを含む。その他全ての先物契約の取引はオープンアウトクライでの取引ピットにて、又は電子サーバー上にて行われる。
商業筋 (Commercials)
先物市場で自社の現物穀物の持分を活発にヘッジする会社で、例えば製粉工場、輸出業者、穀倉など。
条件 (Terms)
契約書の構成分、要素、及び部分。先物契約の「条件」には、どの商品か、その品質、量、受渡しの時間と場所、及びその価格を含む。全ての先物及び先物オプション契約の条件は、取引所のトレーディング・ピットでの“オープン・アウトクライ”にて決定される価格を除いて取引所により規格化されている。
証拠金 (Margin)
先物の証拠金はパフォーマンス・ボンド又は「善意の見せ金」と言う。証拠金は先物契約の買い手及び売り手さらにオプションの売り手が預け入れる。当初証拠金を参照。
上昇トレンド (Up trend)
上昇する価格動向の経路。
承諾書 (Letter of acknowledgement)
顧客が開示書を読んで理解したことを署名にて示す開示書に付随する書式。取引員(FCM)は全ての承諾書をファイルに保管する義務がある。
商品 (Commodity)
取引、通商上の商品や物品。トウモロコシ、金や豚といった取引所で売買可能なものであり、証券、財務省証券や株価指数といった無形(金融)商品とは区別される。
商品先物委員会 (Commodity Futures Trading Commission)
商品取引所法を管理する為に、アメリカ合衆国政府が1974年に設けた規制機関。この機関は、取引所、先物取引員、その代理店、フロアーブローカー、及び商業又は投資目的として利用される先物及び先物オプション市場での取引を監視する。
商品信用公社 (Commodity Credit Corporation)
1933年に設立された政府所有の公社で、余剰の穀物を買い取ることにより価格を維持し、減反政策を通じて供給を管理し、輸出計画を案出する。
商品-製品間スプレッド (Commodity-product spread)
ある商品の買い(又は売り)とその商品から派生する製品の売り(又は買い)を同時に行うこと;例えば、大豆を買い、大豆油・粕を売ること。これはクラッシュ・スプレッドとして知られている。もう一つの例は、クラック・スプレッドで、原油が買われ、ガソリンとヒーティングオイルが売られる。
商品取引所 (Commodity Exchange; COMEX)
1933年に設立、金属、ゴム、絹、皮革を取引する4つの取引所が合併して出来た。今日では、COMEXはニューヨーク・マーカンタイル取引所の一部門で、金、銀、アルミ、及び銅などの金属で知られている。住所は: 4World Trade Center,New York,NY 10048
商品プール (Commodity pool)
先物又は先物オプションを取引するファンドに幾人かが出資するベンチャー。商品プールはジョイント口座と混同しないこと。
ショート (Short)
現物又は先物契約を売り、売り玉をまだ相殺していない者。いかなる相殺なしで現物、又は先物契約を売る行為。
ショート・カバーリング (Short covering)
ショートによる既存のポジションを買いにより精算すること。
ショート・ザ・ベーシス (Short-the-basis)
個人又は会社が、将来商品を買う必要がある場合、先物市場において代替の買いを行うことによって価格上昇のリスクを保護する。ここで直面するリスクは、ベーシス(現物価格-先物価格)の変動のリスクである。このヘッジャーはベーシスがマイナスに動く(弱含む)ことにより利益を得ることからショート・ザ・ベーシスであると言われる。例えば、ヘッジャーがトウモロコシ先物を320セントで買い付け、現物価格が312セントだとすると、ベーシスは-13である。このヘッジが先物320セント、現物300セントではずされたとすると、ベーシスは-20となり、ヘッジャーはベーシスの7セントの減少により利益を得たことになる。
ショート・ヘッジ (Short hedge)
ヘッジャーが現物ポジションでロングを持っている場合(在庫を保有したり、作物を育てたりする場合)、先物契約を売ることによりショート・ヘッジを行う。売りヘッジ、又はショート・ヘッジは代替の売りとして知られる。行使されれば、これに対応する先物のポジションを持っているからである。又、前もって売られた契約を買い戻した時に使われることもある。
シンボル (Symbol)
どの先物又は先物オプション、どの限月かを指定する為に使われる文字。シンボルは各種端末システムの情報にアクセスする為にも使われる。
ス
スキャルパー (Scalper)
小さな価格変動を利用して素早く売買をするフロアー・トレーダーのこと。通常、スキャルパーは、市場の流動性次第ではビットで買い、オファーで売るといった手法を用いる。“スキャルパー”という言葉は、取引で小額の利益を“スキャルプ(皮剥ぎ)”するというところに由来する。。
ストップ・アウト (Stopped out)
逆指注文が発動し、ポジションが決済された時、トレーダーはストップ アウトされたことになる。ストップオーダーとストップロスは同じ意味。
ストップ高/ストップ安 (Limit move)
ある立会い中に許される最大額の価格の上昇又は下落。値幅制限は取引所により設けられ、CFTCにより承認される。これは商品によって異なる。
ストライク・プライス (Strike price)
オプション契約が行使される特定の値段。オプションの買い手が権利行使(契約遂行を要求)すれば、ストライク・プライスにて先物契約が発生する。
ストラドル (Straddle)
先物では、スプレッディングと同様。先物オプションでは、ストラドルとは同じストライク・プライスのコールとプットを買うこと(ロング・ストラドル)、又は同じストライク・プライスのコールとプットを売ること(ショート・ストラドル)によって形成される。
ストラングル・スプレッド (Strangle spread)
プレミアムの時間価値減少を最大限利用するもの。ストラングルで最も利益を得る為には、一定のレンジ内で取引されている市場を選び、アウト・オブ・ザ・マネーのコールとアウト・オブ・ザ・マネーのプットを売る。
スプレッディング (Spreading)
先物契約を1枚買い、同時に別の契約を1枚売り、2つの契約間の価格差の変動より利益を得ようとすること。マーケット間、商品間、限月間、及び商品・製品間はスプレッドの例である。
スプレッド (Spread)
① 2つ異なる先物契約を持つポジションで、2つの先物の価格差の変動 より利益を取ろうとする取引。{例:大豆1月限の1枚を買い、大豆3月 限の1枚売りは2月限間の価格差が縮小することによって利益を得ようと することに使われる。} ② 2つの先物契約の価格差。{例:大豆1月限が6.15ドルで、大豆3月 限が6.28ドルとすると、スプレッドは-0.13(6.15-6.28)である。}
スポット (Spot)
商品が直ちに受渡し可能な市場。特定の商品の現物市場価格を示すこともある。
スワップ (Swap)
主に為替通貨を現物と先物を交換する際に用いられる。現物為替と先物為替を組合せて売買することにより、直先スプレッドが発生し、これをスワップレートとも言う。
セ
清算会員/クリアリングメンバー(Clearing member)
顧客の取引を執行することに責任を持つクリアリングハウスの会員。精算会員はまた十分な資金を課すことと建玉を報告することにより顧客の財務的能力を監視する。
制度的リスク (Systematic risk)
マーケットに一般的に影響を与えるリスク。例えば、政府の金融及び財政政策とがインフレを引き起こすと、物価水準は上昇し、マーケット全体を同一方向に影響を及ぼす。これが制度的リスクである。株価指数先物は制度的リスクを大幅になくす為に用いられる。非制度的リスクと比較されたし。
選択的ヘッジ (Selective hedging)
現物市場での取引が発生するまでに、先物、又はオプションが何度もはずされたり、再び建玉されるヘッジの手法。ヘッジは、リスクを最小限にする為に目標価格を“ロック・イン(固定)”するものである。ヘッジをはずすことは、リスクからの保護をはずす(損失の可能性を高める)ものであるが、利益の可能性も許すことになる。
全米先物業協会 (National Futures Association;NFA)
1982年CFTCにより承認され、取引員(FCM)、その代理人と従業員、CTA、CPOの会員制を義務付ける「登録先物協会」。これは証券業界の全米証券ディーラー協会と同じように先物業界の自主規制団体である。
ソ
相殺 (Offsetting)
先物の買い玉を精算するか売り玉を買い戻すことにより、商品の受渡しを行うか受ける責任を解消すること。これは同等で反対のポジションを取ることにより有効で、同じ受渡し限月の同じ商品で、買われたものを相殺する売り、又は売られたものを相殺する買いによってなされる。投資家がCOMEXの金8月限を買ったとすると、COMEXの金8月限を売ることによってこの責任を相殺できる。オプションを相殺するためには、同じオプション、即ち同じストライク・プライスと同じ納会日のコール、又はプットが買い戻されるか、転売することになる。
相殺するポジション (Offsetting positions)
1)現物市場で持つポジションに対して、同等で反対の先物ポジションを取ること。2)ある先物ポジションに対して同等で反対の先物ポジションと取ることで、スプレッド又はストラドルとして知られる。3)前もって売られた先物契約を買うこと、又は前もって買われた先物契約を売ることで、商品受渡しを行ったり受けたりする義務を解消するもの。先物オプションの取引の場合、同等のオプションがポジション相殺の為に売買されなければならない。
損益分岐 (Break-even) オプションのコストがオプション行使することにより得られた利益と等しくなる価格水準を言う。コールの買い手はプレミアムを支払う。その損益分岐点は、コールのストライク・プライスに支払われたプレミアムを加えることにより算出される。例えば、綿花5月限58コールを2.25¢/ポンドで買い、綿花5月限先物が59.48¢/ポンドだとすると、損益分岐価格は60.25¢/ポンドとなる(58.00¢/ポンド+2.25¢/ポンド=60.25¢/ポンド)。プットの買いの場合、損益分岐点はプットのストライク・プライスから支払ったプレミアムを差し引いて算出する。プットの場合、先物価格が損益分岐点より下になければ権利行使しないことを気を付ける。






